(まき)に関わる
Q1 焼肉をヒチリンで焼いてみたいんだけど、どんな炭を使ったらいいですか?
A1 決まりはありませんので色々試して頂きたいです。特に「備長炭(びんちょうたん)」と呼ばれる白炭は最も硬く、最初は点火しにくいですが点火すればその熱は強力で遠赤外線の効果で中までじっくり焼けます。焼肉、焼き鳥などには本当におすすめです。
コスト的にはニシキ備長炭や白文化炭がおすすめです。これらオガ炭と呼ばれる炭でも十分火持ちもよくうまく焼けます。ヒチリンを使った焼肉屋さんではこれらの炭がよく使われています。

Q2 これからキャンプに行きます。まきと炭どっちを持って行けばいいですか?
A2 たき火をしたり、飯ごう炊さんをするなら薪(まき)がいいですね。バーベキュー等なら炭がおすすめです。
薪なら尺二と着火用製材を少し持って行くといいと思います。炭なら岩手切炭が着火性が良くアウトドアではお薦めです。備長炭はダメという事はありません。味にこだわるなら備長炭もOKです。ただし火を着けるのに時間がかかるので気をつけて下さい。

Q3 炭を使っているとパチッといって弾けます。どうすればいいですか?不良品ですか?
A3 希に弾けることがありますが、こればかりはどうしようもありません。高い炭も安い炭も弾けることは希にあります。炭を水に浸してから使うとか、塩をふってから使うとかすると弾けないという噂を耳にしますが、化学的な証明はないようです。硬い炭ほど強烈に弾けます。

Q4 備長炭にはいろいろな太さがありますが、どう違うのですか?
A4 着火性が違います。細いほうが着火しやすいですが、灰になるのも早いです。太い程着火しにくいですが、長持ちし、つぎ足しの回数が減ります。選ぶポイントは容器のサイズやつぎ足しの頻度などですが、初心者の方は2〜3cmの直径のものから始めるとよいと思います。

Q5 備長炭と普通の炭とどこが違うのですか?
A5 炭は白炭と黒炭に分かれ、備長炭が白炭の部類となります。その他の炭は黒炭となります。まず備長炭は原材料の馬目樫を8日〜10日間 釜の中で立てて焼き、非常に硬い炭に仕上がります。次に黒炭と呼ばれる部類の炭は、原材料は樫やその他雑木で決まっておらず、3日間程 釜の中で横に寝かせて焼きます。使った感じの違いは白炭は炎があまり出ず遠赤外線の力で焼くといった感じで中までじっくり焼け、燃え切った炭の灰は勝手に落ちます。黒炭は火の力でものを焼くといった感じで、炎が上がり、時々灰を落してやらないといけません。燃え尽きるのも黒炭の方が早くつぎ足す回数も多くなります。

Q6 キャンプファイヤーをしたいのですが、どうすればいいですか?
A6 小規模のキャンプファイヤーでしたら薪(まき)の尺二を使って下さい。大きなキャンプファイヤーをされる場合は、薪の尺六を使って「井」の字の形に組んでいきます。着火するときは製材を使ったり、少しだけ石油をかけて点火したりします。

 
 
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