自動扉
2013年3月
部屋のリフォームの時に引き戸を自動にしてみました。
回路の実験中
エアーシリンダにするか、DCギヤモーターにするか、色々実験して結局低速時のトルクが強いステッピングモーターにすることにしました。
 
回路図はEAGLEで作っています。
PIC16F84Aを使いました。
 
プログラムはC言語で書いてPCWHコンパイラを使っています。
 
オリジナル基板にパーツを実装中。
 
回路完成。
  
 引き戸が2つあるので、2セット作りました。
ステッピングモーターのドライバはFETアレイとPICで済ませました。
 
ケースに組み込んだ図。
ノイズの影響で誤作動しないよう、後付になってしまったのですが、
センサやスイッチ入力部をフォトカプラを介すようにしました。
 
アイドルプーリー用の軸受け部分。
MCナイロンをCNCで削り出して作りました。
 
人体赤外線センサ。
人が立つと自動で開くようにしています。
この部分の回路は秋月電子のセンサモジュールを使っています。
 
手動操作スイッチ部分。
上のスイッチを一度押すと、開いたままになって、もう一度押すと閉じます。
下のスイッチを一度押すと、開いて10秒ほどして自動で閉じます。
 
設置した状態。
左右にリミットスイッチを2つずつ設置し、ドアの開ききるか閉まる10cmほど手前で1つ目のリミットスイッチの入力があるようにし、モーターをゆっくりスピードダウンするようにしています。
その後2つ目のリミットスイッチの入力で停止するようにしています。
リミットスイッチの位置はアルミフレームで微調整できるようにしています。
タイミングベルトなのでどんな幅の扉にも対応できます。
 
駆動部分にフタをして完成!
なかなか綺麗にまとまりました。
モーターの音が少し気になりますが、なかなか便利で頑張った甲斐がありました。