水槽台 (洋風)
2014年11月
今度は洋風の水槽台の製作です。
魚に詳しいうちの従業員が、まだ小さい金魚は屋外のヒーター無しでは冬は越せないから、
寒さに弱い魚だけ室内のヒーター付きの水槽に入れてあげてと言うので、
手っ取り早く90cm水槽を買って、それに合わせた台を作る事にしました。
 
ラワンランバーコアで作っていきます。
 
中をオイルステインのオークとウレタンフラットで塗装します。
 
外側をアイカの化粧合板マーレスボードを貼っていきます。
設置する場所の壁が白なので、白い木目調の化粧板にしました。
 
引き出しも作っていきます。
 
今回の水槽は幅は90cmあるのですが、奥行きが30cmと狭いので、
奥行きを出す為に水槽の背景は鏡にする事にしました。
そこで使うのがこのスプレー。
この大きさで1700円とちょっと高いのですが、
透明のアクリル板を鏡にできます。
アクリルだと切ったり穴あけが容易なので、このスプレーはオススメです。
 
木口も同じ木目調のテープ(アイカフレキ エンボスタイプ)を貼っていきます。
 
引き出しが出来てきました。
引き出しの底板は木目の綺麗な普通のコンパネです。
 
いい感じに完成!
スライドレールは300mmで在庫してた物です。
 
上の段は観音開きになるよう、スライド丁番を付けました。
 
うまく設置完了♪
この段にポンプや電気回路を入れます。
 
化粧合板はこの専用のボンドを刷毛で塗って貼っていきます。
一回貼ってしまうともう取れなくなるので、位置合わせは慎重にやります。
 
だいぶできてきました。
ブレーキ付きのキャスターも付けました。
アクリルミラーの部分はまだ保護シートを貼ったままです。
ミラーの裏は85cm×4cmほどのダクトにしています。
このダクトを使って外部ポンプのホースや電気配線、
エアーチューブを水槽内にスッキリと入れられます。
水槽を置く部分には水槽に付いてきた黒いスポンジシートを使います。
水槽を置く部分の板の裏は2×4材でちゃんと補強してあります。
 
水槽を置いてみました。
ニトリで売ってそうですが、オリジナルの専用台です!
水槽は、コトブキのレグラスフラットR-900S コーナー曲げガラスのフレームレス水槽、
寸法(mm): W900×D300×H360(90L)です。
 
いよいよフタ作りです。
これが一番面倒なところです。
これもラワンランバーコアに化粧板を貼ります。
 
エサをあげる穴を5カ所あけました。
中央の長方形は光を取り込む部分で、和紙風のアクリル板です。
まだ保護シートを貼ったままの状態です。
 
フタの内側です。
ラワンランバーコアを化粧板でサンドして、片面にアクリル板を貼った4層構造になっています。
秋月電子で買った50cmのフルカラーLEDテープを5本使いました。
明るすぎるかもしれませんが、リモコンで暗くするのは簡単です。
左右の鏡は余ったアクリル板に穴をあけて貼っただけのものです。
長方形3つの部分はホースや電線を水槽に通す為にくり貫いた部分です。
 
取っ手も付けて完成!
後は電気回路です。
 
IKEAで買った物ではありませんよ。
 
電気回路製作中。
漏電ブレーカーも付けました、温度はオムロンの温調器で制御、
現在温度をデジタル表示します。
照明やエアーポンプなど、24時間タイマー3つで色々変化を楽しめるようにしました。
 
電気回路も完成!
左がエーハイムの外部ポンプ、右が電気回路。
 
亀も飼えるように浮島も作りました。
 
設置した様子。
暖かいので金魚も気持ちよさそうです♪
エサもやっただけ全部食べてしまいます。
 
ダイバーが宝箱を鎖で引き上げようとしてるオーナメントは、
アマゾンで買ったものですが、エアーホースをつなげるようになっていて、
フタの裏に空気が貯まるとフタが開いたり閉まったりする面白いものです。
 
火山もアマゾンで買ったのですが、
大きいのと小さいのが売っていて、大きい方はLEDが付いてるのですが、
小さい方は付いてなくて、小さい方を買って自分で超高輝度赤のLEDを3つ付けました。
これはヒーターがONになるのと連動して光るようにしました。
まるで噴火しているようです。
 
亀も入れてみました。
水槽に慣れたのか、大きいのと小さいのが石の上で甲羅干ししてました。
 
ザリガニや外で飼ってた蛙も入れました。
蛙はアフリカツメガエルと言って、一生を水中で過ごす蛙です。
寒さには弱いようです。
 
先日、ダイバーが蛙を捕まえていました。f(^_^;
 
室内の電灯を消した状態。
これもなかなか美しい♪
浮島の下は暗いと思って買った青いLED付きのバブルカーテンがなかなか綺麗です。
買って正解かな。
下の動画をご覧ください。