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製氷機修理
2019年3月 |
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今回はホシザキの製氷機を修理してみました。
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メーカーからの修理見積もりはこんな感じ。
もう新品を買えと言わんばかりの金額です。
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内部はこんな感じ。
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これが見積もりにある水皿本体。
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見積もりに書いてある吐出部ではなく、給水部のパイプが破損していました。
さてさてどう治すか・・・
本体は接着で組まれてるので分解できません。
根元で折れているので接着では弱いので、
タップを切って継ぎ手を付けようと思いますが、ポンプまでの距離も短く、
場所も狭いので大きな継ぎ手は付けられません。
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そこでミニチュア継ぎ手と水口を少し加工しました。
内部の水の通り道を広くし、できるだけ短くしました。
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これが完成した継ぎ手。
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組み付けた様子。
うまくいきました♪
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しかし内部はカビだらけ。(;´Д`)
この中に1サイクル分の水が貯められて、
その水をポンプで循環させて氷を作っています。
その水で氷ができてるんですよ〜。
この部品自体非分解ですし、一般の人はここまで分解して洗浄しないですよね〜。
氷屋の氷を買って下さい。f(^_^;
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表面もこんな感じ。
ここの沢山の小さな穴から水が噴射されて氷を作って、
完成したらここの表面を滑ってホッパーに貯まります。
だから表面は氷で削られるので多少カビの付着はマシです。f(^_^;
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貯氷検知スイッチの部分です。
見積もりでは動作不良となっていますが、
テスターで検査した所、まったく問題無しでした。
このメーカーは金儲け第一なんでしょうね。
そしてこの部分も氷に接触するパーツです。
氷が一杯になり、白い板の部分が氷に当たってスイッチが入ると
製氷サイクルを停止するというパーツです。
触るのも嫌になるくらいにカビだらけ。
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確かにこの部分は汚れていますが、
これは分解しなくても掃除できます。
写真無いですが、アルミフィン洗浄剤できれいになりました。
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あとポンプのベアリングも交換しました。
長年回り続けていたので、少しゴロゴロしてました。
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ジャンク未使用のベアリングを大量に買ってたので、
その中から同じのを探して、
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交換完了!!
実質数十円で直りました。( ´∀`)
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外装とステーの部分が錆びてたので、
黒錆に変換する薬剤を塗っておきました。
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組み立てて完了。
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パーツすべて洗浄して、全部元に戻して動作確認。
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ばっちし修理完了!!!
全部でたぶん数百円で治りました♪
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